母の夢たびたび

2008年10月10日 日常
母はきのうは訪問看護婦が帰ったあとで、いきなり胸の左側をおさえて「痛い、痛い ! 」と言い出した。
推測にとどまるが、母はああみえて、未だ他人の前では耐えているのではないか。

午前中に看護婦が去ったあとすぐに、さらに午後、ヘルパーが何を施して行ったのか見当もつかぬが、これが去った直後、階下に降りた私にいきなり「痛い、痛い」と午前中と同じ箇所の痛みを訴えた。

この日、他人が来ることはないと確かめたうえで、私は母のベッドに入って、言わば添い寝をした。

こんなことを日々続けているせいか、私はこのごろ二階の自分のベッドに就いて眠りに落ちると、明け方ごろか、母の夢をよく見るようになった。

10日明け方としておこうか、母はさすがの私でも派手だと言いたくなるオレンジ色のような着物姿で現われた。
それでも母が気に入った様子なので、私もうれしくなり、「カメラに撮ろう」と言って、一旦二階に上がった。

夢の中では階段をあがる場面はないのだが、感覚にある。二階教室のデジカメを取りにゆく手間を感じているのだ。

階下へ戻ると母は、いつもならば正面から撮られるのをいやがるタチなのに、オレンジ色のそでを左右に開いてこちらを向いたから、私は覚えている限りでは二回シャッターを押した。

無論その写真は現実の今はない。

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