母の介護記録080920土曜日

午前9:30過ぎ、父に起こされて母のオムツを交換。
てのひらにいっぱいの量のやや硬めの便、一かたまり出ている。ズッシリ重い。
その他周囲にもたくさんつく。お尻の穴からまだこれは軟らかい感じの便が出て来るので、排便がとりあえずとまるまで拭く。寝巻きも左手もよごれている。

下の処理と共にじょく瘡処置。依然改善せず。このあと、水、カルピスあわせて150ccほど飲む。プリンを食すも、二口で「要らない」と拒否。
医療の理屈通りにゆくものか。

寝床のよごれを除くため、飲食のあいだ、車椅子に移乗。私は手際がヘタで母が「痛い」を連発。
検温6度ジャスト。

薬用石けんで母の手を洗う。無論ほどなくまたかいたりして、便のニオイがついたが。
ここまでで正午ごろになる。ベッドに移り、横になる。脈拍73。

午後三時ごろカルピス100cc余り。やはり途中で「要らない」と拒否。当然なり。
父、彼岸ということで菩提寺へゆく。この時の草取りの作業で参った様子。
午後4時ごろ、カルピス100cc弱。「もう要らない」と拒否。

これをしも無視して強引に飲ませるべきや ! ?
午後四時半、カルピス残りを飲み干す。
4時と四時半の合計150cc。ここまでの合計400cc。

6時過ぎ夕食。おかゆを茶碗に半分以上食す。すぐに歯磨き。この時口をゆすぐため水をふくむが、ゆすいだあと吐き出すことが出来ず、ゴクンと飲む。良く解釈すると水分補給になる。これが夕食時の水分とあわせて100cc余り。
計500cc余り。1000ccなぞ無理だ。

脱水で死ぬというならそれも結構。私たちは母を殺そうとしてなどいない。
なお、母は前夜と今夜、仰向けの姿勢から両手で支えて、自力で上体を起こした。
少なくも弱っていることはあるまい。

さらに寝相が悪くなり、前夜、真ん中近くに寝かせても、翌朝、オムツ交換に階下へ降りると、必ず両足をベッドから落としている。

毎日がハラハラのしどおしだった頃からすると、今、つかの間にしろ、介護をあせって行なってはいない。
あるいは看護師さんの摘便処置のおかげで、お腹がスッキリし、便通も良くなったようにも思える。





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