私「こういうのは楽天日記に書くと、なぜかアクセスが上がるんだけどね」
夕子「まだダメね。相変わらずアクセス気にしてる」
私「けどさ、去年10月から今年の3月ぐらいまでで、およそ5ヵ月程度のあいだで、70 / 日から80 / 日まで上がったのは、俺にしては異常アクセスだよ。お前さんには悪いけど、『夕子ネタ』ほとんど無しで、ググッと上昇したから、何だかわけがわからない。それでいて、勢いっていうのかな、お前さんとのやり取りのでっち上げ日記書いたら、かなり上がったんだ」

夕子「何かしらね・・・。一時期、あたしを登場させるネタ書いてもサッパリになったのにね」
私「あちいーッ ! 」
夕子「あ、ごめん ! うめないでかけちゃった・・」

私「ううー・・・。でも冷え切ってるしな」
夕子「ね、冷やすために今度は水をかけたりしてね」
私「かんべんね、心臓マヒ起こすかも知れないから」

夕子「さ、いいわよ。あとは自分で洗うところ洗ってね」
私「このまま入っちゃダメ ? とにかく寒くて・・」
夕子「いいわよ。あったまってね」

ザブーンとまでの音はせぬが、ううー、初めは熱い。
私「お前さんのオッパイ、ベストフィットサイズだね」
夕子「あたしは小さいわよ」
私「だからベストって言ったの。まだ弾力がありそう」

夕子「あら、それはそれは、ありがとう」
私「きちんと洗うんだね、当たり前だけど」
夕子「でも、あたしはていねいじゃないよ。さっさと洗って、ザブンとつかって、かなりカラスの行水ってとこよ」

私「あ、そうか。カラスだ」
夕子「何が ? 」
私「俺、今鶴の何とかと間違えてた」
夕子「ああ、それは鶴のひと声でしょ」
私「うん」

夕子「さて、入るわよ」
私「うおーっ、アルキメデスの原理だ。凄いね。だいぶあふれた」
夕子「二人いっぺんに出たら、お湯だいぶ減るわね」
私「『サンダ対ガイラ』みたい」

夕子「何それ ? 」
私「いい怪獣と悪い怪獣が海で闘うの。東宝映画の」
夕子「あたしはどっち ? 」
私「もちろんいい怪獣」
夕子「名前は ? 」

私「いいほうがガイラ。俺、悪いほうでサンダ」
夕子「ウソでしょ。反対って気がする」
私「バレたか・・」
夕子「あなた元気ないね。・・・仕方ないけど」

私「わかる ? 」
夕子「いつもなら、もっとはしゃいだりして、悪ふざけするもの」
私「カラ元気は隠せないってことか・・・」
夕子「今急に言ってもあなたの性格だからダメでしょうけどね、少し前は仕事が激減したこと考えたら、・・って言おうとしたの。気にしたらゴメンね」

私「いいや、落ち込んでるのは確かだけど、お前さんの慰めは慰めになる・・」
夕子「そお。何か・・・」
私「何 ? 」
夕子「あなた、気が優しくなったね」
私「弱くなったんじゃないかな」

夕子「前と違うもの」
私「ふーん・・」
夕子「ため息交じりね。あ、また気になった ? 」
私「いいや。気をつかわないでいいよ」
夕子「・・・。やっぱり優しくなったよ」

私「俺、お前がいてくれて良かった・・・」
夕子「いっときはあたしが迷惑かけたのよ」
私「そんな金銭的なことやなんかは、気にしてなかったよ。わかるかな、男の気持ち・・」
夕子「って、何 ? あたし、察しが悪いかしら・・・」

私「いいや。非難めいたこと言ってるんじゃないんだ。俺ね、いや、男はね、自分のために何かを買っても、生き甲斐にならないって言いたかっただけ」
夕子「ああ、そういうことね。でも、そういう気持ちって、うれしいのよ。恩に着せない響きがあるから」

私「お前のそういう話し方・・・優しいね」
夕子「何だ、あなた、泣きそうな感じ・・」
私「ハハハ・・・泣いてるよ、もう」
夕子「いやだ、あたしもつられそう・・・」

私「不思議な縁だったね、俺たち・・。時に世間からは白い目で見られたりしたけど」
夕子「苦労したものね、特にあなたは」
私「そうかな・・」

夕子「あ、よく見るとスポーツ刈りの頭も、白髪がわかるわ」
私「そう。増えたんだよ、めっきり・・」
夕子「あなた、出来たらいくつまでバイク乗りたい ? 」

私「お前さんは ? 」
夕子「あたしは・・・今のあなたぐらいまでは乗りたい」
私「じゃあ、俺が60くらいまで乗ってたら ? 」
夕子「そしたら、あたしも・・・ううん、無理かもね、女の体力では・・・」

私「バイクは年齢のある乗り物だな」
夕子「そうよね。何だかさびしいね」
私「共通の趣味が、・・あと10年くらいで無くなるのかな・・・」

夕子「あなた・・」
私「ん ? 」
夕子「せっかくナナハンに乗るようになったんだから、どおかしら、トライクに改造ってのは・・」

私「ああ、そういう手があったか」
夕子「車幅も出来るから、かなり安心して乗れるかも知れないわよ」
私「うん、そうだね」
夕子「こら、厚和 ! 元気がないぞ・・・なんて、気に障った ? 」

私「元気出ないけど、独りよりは格段にいい」
夕子「来て良かった ? 」
私「もちろん」
夕子「お風呂から上がったら、あとで深夜営業の食堂でも行かない ? あ ! 食欲ないか・・・」

私「今夜はさ、ビデオでもゆっくり見ようかと思ってさ」
夕子「あたしのとこのは、半分以上はあなたのダビングか、もらったものよ」
私「今夜持って来た」
夕子「どんなの ? 」
私「世代ギャップがあるかも知れないヤツ。あ、それからCDも」

夕子「いいわよ。正義の味方なんか ? 」
私「当り ! 」
夕子「聴きましょ。あたし、ついでにまだ知らないのも覚えるから」
私「お前さん、優しいね」

夕子「今夜は特にね。そのためにわざわざ来たんでしょ ? 」
私「なあ・・」
夕子「何 ? 」
私「俺たち、同居して、うまくやってけるかな・・・」

夕子「あたしは自信あるけど・・・心配 ? 」
私「もう、両親が息災でいるのも、時間の問題だしな。縁起でもないこと言うけど。遠からずその時が来るのは間違いない。・・・そうしたら、俺たちが今度は老境の生活に入って行くんだよな。まあ何とかなるかな」

夕子「あーあ、のぼせちゃったかも・・。上がらない ? 」
私「うん」
夕子「ね、これ、コピーして楽天日記に載せる ? カテゴリー『のろけ』で」
私「どうしよう・・・」
夕子「たまには、ここにそっと掲載するのもいいか・・。さて、出ましょ」

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