今年上半期最もうれしかったこと
2005年7月24日梅雨の最中に意識を失って倒れた。
私の仕事は教授業ゆえ、このご時世では収入は頭打ちである。
身入りさえたくさん入れば良いのなら、労働仕事があるが、人には向き不向きがあり、私には労働仕事は無理である。
過去何度か挑んだが、ダメなものはダメだ。
残ったのが時給はいいが月収にするとたいしたことがない教授業だ。
昨今の生徒は早い時刻の指導をいやがる。ゆえに一日一件でおしまいだ。
一時間指導と一時間半指導とでは、およそ五千円の差がある。
同じ出向くなら、一時間半がいい。
身入りは確かに少ないが、老後の独居生活への負担を少しでも軽くする一片の力にはなっているはずだ。
ただし、収入のたまりかたは恐ろしく遅い。
これで、将来の生活の助けになるのかと思うほどだ。
あと十年この仕事が出来ると仮定すると、確かに預金切り崩し額を少しでも減らして、預金の残りを預け入れたまま、少しずつ将来へと、先のばしにすることにはなる。
さて、楽天日記を昨年突如閉鎖した若い婦人がいた。
私が交流をしつこくしたせいもあったろうと、未だに思っている。
それとは別に、ご本人にはさらに深刻な原因が迫っていた。
その大病のため、半年近くの長いあいだ、入院加療を余儀なくされることとなった。
なぜ知っているかというと、私がこの梅雨のあいだに倒れた時、細君が急ぎ、コメント欄などで報告し、それを見たレディが、半年ぶりにお見舞いのコメントを下さったからだ。
このコメントに、彼女がまた、もっとひどい持病に苦しみ、闘病していたことをつづってくれたのだ。
私は改めてこの婦人にお詫びと感謝をしなければならない。
蒸し返しになるが書く。
私は白血病で既に死んだ兄を日記では生かしておいた。兄の名でウソのコメントを書いたこともある。
私は一レディにだけは、ウソをつき通せなくなった。兄の死んだことをこの日記に書き、ついで彼女にここのアドレスを知らせた。
レディが突如日記を閉鎖したのはこの直後だと記憶する。
また、一人の婦人に無礼を働いたかと嘆いた時は遅かった。
だが、彼女もまた日記どころではなかった。持病が悪化し、入院およそ半年の長きにわたる苦痛を耐えることとなった。
そのかんの様子は想像も出来ず、ただ辛かったろうと、察するほかない。
さて、私が倒れた原因は単なる貧血と一時診断が下された。
それにしては失神時間が長かった。臨死体験などは全くなく、意識が戻るまでは無の世界だった。
と、言いたいところだが、妙な時間の経過を感じた。
あるいは記憶に残らぬ夢を見ていたのかも知れない。
さて、話を戻す。
細君が交流相手を対象に報告しておいた。
さらに私の回復の様子を山形のたかはしさんにメールで、知らせた。
この日に限り、たまたま一時的交流のあった人々からも、見舞いのコメントをいただいた。
その中で、後発に属する一通があった。
これが鹿島アントラーズを応援するレディからのお見舞いのコメントである。
私はこれを読んで泣いた。彼女に少し許してもらえたかと思い、耐えて久しく見ることが出来なかったネームを目の当たり見た。
なぜ泣いたのか ?
細君にたずねてみた。この女は少しあるいはいささか変わっている。
ヤキモチを焼かない。焼いても焼くこと少ない。
このレディを娘のように見ているからかも知れないが、とにかく答えてもらった。
「恋愛感情ではないけれど、慕情は前からあったのよ。ほかの交流相手にも異性はいるけど、あなたはその娘さんの人柄に性格に慕情を覚えたのよ。少なくとも、日記で見る限り、最高のレディだと絶賛したほどだから、多分間違いなく、おめがねにかなった素敵な人なのよ。
だから、突如日記を閉鎖した時は、後悔の念が先に立ったのよ、本当は先には立たないのが後悔ですけれどね。
ともかく、呼べど再び答えが返らないということは、何か彼女の神経に障ることがあったのよ。
彼女は私たちの仲が危なっかしいものと判断して、書き込みを削除してほしいとまで、心遣いした人よ。
でも、今年になっても、再開設どころか、楽天日記を読んでいるのかさえ、わからないほど、その気配が消えて、あっというまに時が流れたわ。
あなた、倒れて良かったのよ。そうでしょ。結果を見れば。
得たもののほうが、はるかに大きかったわけでしょ。
ただし、今後の態度を慎重に・・・。
と、言いたいところだけど、彼女は賢い人だわよ。
書きたくない時は書かないはずだから、ほどを考えて、書けばいいと思うわ。サッカーJリーグ情報なんかトップにどうかしら。
これは慕情を隠すか、隠せなくても内容で、彼女にも寛大に扱ってもらえる方法よ。たまには新聞のスポーツ欄でも見て、鹿島アントラーズの動向を見守ってみたら ? 」
思い出したように付け加えた。「慕情よ。再び交流出来ないかとあきらめかかっていたところへ、ちょうどよく体調を崩して倒れた。
で、彼女自らも闘病の経験を重ねつつ、とうとう許してくれた。
それで心に押えていたあなたの慕情が一気に爆発するように、起こったのよ。そう、もともと泣き虫で、ちょっと感激すると、すぐ涙を流すタチだったけど、今度のは無理もないわね。あなたの一番好きなネームが飛び込んで来たのだから、一番素敵なレディのね。
堰を切ったように、慕情の涙がほとばしり出たのよ」
なるほどと思った次第。
私の仕事は教授業ゆえ、このご時世では収入は頭打ちである。
身入りさえたくさん入れば良いのなら、労働仕事があるが、人には向き不向きがあり、私には労働仕事は無理である。
過去何度か挑んだが、ダメなものはダメだ。
残ったのが時給はいいが月収にするとたいしたことがない教授業だ。
昨今の生徒は早い時刻の指導をいやがる。ゆえに一日一件でおしまいだ。
一時間指導と一時間半指導とでは、およそ五千円の差がある。
同じ出向くなら、一時間半がいい。
身入りは確かに少ないが、老後の独居生活への負担を少しでも軽くする一片の力にはなっているはずだ。
ただし、収入のたまりかたは恐ろしく遅い。
これで、将来の生活の助けになるのかと思うほどだ。
あと十年この仕事が出来ると仮定すると、確かに預金切り崩し額を少しでも減らして、預金の残りを預け入れたまま、少しずつ将来へと、先のばしにすることにはなる。
さて、楽天日記を昨年突如閉鎖した若い婦人がいた。
私が交流をしつこくしたせいもあったろうと、未だに思っている。
それとは別に、ご本人にはさらに深刻な原因が迫っていた。
その大病のため、半年近くの長いあいだ、入院加療を余儀なくされることとなった。
なぜ知っているかというと、私がこの梅雨のあいだに倒れた時、細君が急ぎ、コメント欄などで報告し、それを見たレディが、半年ぶりにお見舞いのコメントを下さったからだ。
このコメントに、彼女がまた、もっとひどい持病に苦しみ、闘病していたことをつづってくれたのだ。
私は改めてこの婦人にお詫びと感謝をしなければならない。
蒸し返しになるが書く。
私は白血病で既に死んだ兄を日記では生かしておいた。兄の名でウソのコメントを書いたこともある。
私は一レディにだけは、ウソをつき通せなくなった。兄の死んだことをこの日記に書き、ついで彼女にここのアドレスを知らせた。
レディが突如日記を閉鎖したのはこの直後だと記憶する。
また、一人の婦人に無礼を働いたかと嘆いた時は遅かった。
だが、彼女もまた日記どころではなかった。持病が悪化し、入院およそ半年の長きにわたる苦痛を耐えることとなった。
そのかんの様子は想像も出来ず、ただ辛かったろうと、察するほかない。
さて、私が倒れた原因は単なる貧血と一時診断が下された。
それにしては失神時間が長かった。臨死体験などは全くなく、意識が戻るまでは無の世界だった。
と、言いたいところだが、妙な時間の経過を感じた。
あるいは記憶に残らぬ夢を見ていたのかも知れない。
さて、話を戻す。
細君が交流相手を対象に報告しておいた。
さらに私の回復の様子を山形のたかはしさんにメールで、知らせた。
この日に限り、たまたま一時的交流のあった人々からも、見舞いのコメントをいただいた。
その中で、後発に属する一通があった。
これが鹿島アントラーズを応援するレディからのお見舞いのコメントである。
私はこれを読んで泣いた。彼女に少し許してもらえたかと思い、耐えて久しく見ることが出来なかったネームを目の当たり見た。
なぜ泣いたのか ?
細君にたずねてみた。この女は少しあるいはいささか変わっている。
ヤキモチを焼かない。焼いても焼くこと少ない。
このレディを娘のように見ているからかも知れないが、とにかく答えてもらった。
「恋愛感情ではないけれど、慕情は前からあったのよ。ほかの交流相手にも異性はいるけど、あなたはその娘さんの人柄に性格に慕情を覚えたのよ。少なくとも、日記で見る限り、最高のレディだと絶賛したほどだから、多分間違いなく、おめがねにかなった素敵な人なのよ。
だから、突如日記を閉鎖した時は、後悔の念が先に立ったのよ、本当は先には立たないのが後悔ですけれどね。
ともかく、呼べど再び答えが返らないということは、何か彼女の神経に障ることがあったのよ。
彼女は私たちの仲が危なっかしいものと判断して、書き込みを削除してほしいとまで、心遣いした人よ。
でも、今年になっても、再開設どころか、楽天日記を読んでいるのかさえ、わからないほど、その気配が消えて、あっというまに時が流れたわ。
あなた、倒れて良かったのよ。そうでしょ。結果を見れば。
得たもののほうが、はるかに大きかったわけでしょ。
ただし、今後の態度を慎重に・・・。
と、言いたいところだけど、彼女は賢い人だわよ。
書きたくない時は書かないはずだから、ほどを考えて、書けばいいと思うわ。サッカーJリーグ情報なんかトップにどうかしら。
これは慕情を隠すか、隠せなくても内容で、彼女にも寛大に扱ってもらえる方法よ。たまには新聞のスポーツ欄でも見て、鹿島アントラーズの動向を見守ってみたら ? 」
思い出したように付け加えた。「慕情よ。再び交流出来ないかとあきらめかかっていたところへ、ちょうどよく体調を崩して倒れた。
で、彼女自らも闘病の経験を重ねつつ、とうとう許してくれた。
それで心に押えていたあなたの慕情が一気に爆発するように、起こったのよ。そう、もともと泣き虫で、ちょっと感激すると、すぐ涙を流すタチだったけど、今度のは無理もないわね。あなたの一番好きなネームが飛び込んで来たのだから、一番素敵なレディのね。
堰を切ったように、慕情の涙がほとばしり出たのよ」
なるほどと思った次第。
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