アクセスを見ても500件に満たないから、実は私はここが気に入っている。

ほぼ毎日つけている楽天日記は、装備が整っているためか、メンテナンスがたびたびでうんざりする。

私のような半ば遊び人はともかく、三交代などで、大変な仕事をこなしている人のなかにも、パソコン日記を利用する人もあろう。

ここは全き秘密日記でもなかろうが、アクセスの異常な少なさからみても、本物の日記帳に近い気持ちでつづれる。
この場所が長く設備されることを願うものである。

日記なのだ。画像も要らぬ。
あれは載せる者の見栄・自己顕示欲を感ずるし、かく言う私も例外でない。

もしこの日記を知って読む人があるとすれば、それは一レディと勝手に察する。
私の亡き伯父は我が家系中一のハンサムである。

この人は端正な顔と優しい性格とを併せ持って、若き頃、戦闘機乗りを志願して、命運拙く、20そこそこで病死(風邪をこじらせたのを何と呼ぶか、ど忘れだ。あ、肺炎だ)したが、私がこの人の資質を以てこの世に生まれて来たら、もう少し若くば、この一レディに恋をしたかも知れない。

来春一月十二日帰国予定日に新規家庭教師依頼が入った。
これが家庭教師初日だから、私は家庭教師初日を変更してもらう予定だ。

好きでもなんでもない50男にここまで厚意(好意にあらず)を示してくれたレディの心根に沿いたいからだ。更にここまで来れば多分一度きりの旅の機会を捨てたくない。

旅行から帰って、その間抜けな旅行ぶりを知ったら、彼女は忌憚なくそこを評価するだろう。他愛ない話題には優にやさしい心根を見せるが、旅行となると、かなり熱くなるから、親切なのはわかるが、このようなコメントに、私はたじたじとなる。イジワルだと書いたら、皆さんそう言うと、冗談のレスをくれた。

あとは、彼女が設置してくれたサイト閉鎖をいささか淋しく思い、私の楽しみもこれまでとあきらめれば良い。

楽天日記なぞ、烏合の集のたまり場と見くだしていたが、世の中は広いことを知らされたこの一年でもある。

付き合っている女がいてさえ、男とはこういうものだ。
決してふざけた気持ちでいるのではない。
一レディがメッセージをくれた時の感激は記憶から消せまい。

ただし、彼女がプライバシーを固く守っていることを、最近ではこれでよいと思うようになった。
彼女には夕子とは違う思いを思っている。

彼女はいずれ楽天日記を去って二度とサイト所在を明かさぬだろう。
それでよい。
私は寿命尽きるまで、楽天とここに残るつもりだ。

既に60才を視野に入れて、そのころ依然つまらぬ文章をつづっていることを少しく想像する。
父も母もこの世におるまい。

その時、夕子と続いているかどうかも無論一寸さきはヤミゆえ、わからぬ。
実は私の老後のたつきは立たないことが預貯金で予想出来ている。
星である。

人の一生は重き荷物を負うて遠き道をゆくが如しとの名言を残した徳川家康の言う通りだ。
自殺は出来なかろう。金銭が尽きなば、いずれかの部屋で果てていることだろう。
これも星なれば是非もなし。

今を、刹那を明け暮れるのみだ。
少しすっきりした。落ち着ける日記だ。

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