我が想いかなわず。

2003年9月18日
実はこの年配になって、先日実に18年ぶりの恋をした気がした。

私はまず一目ぼれしない。だがほれ始めの兆しは脳中にただならぬ違和感として残る。これが私の恋の常であった。

先日と言っても、都合でそう書いただけである。本当は何週間か前か、何ヶ月か前か、それ以外か、明かせぬ。

だがこれまでであれば「脈あり」と察しがついたのが、今回はあっけなく、相手から見事に先手を打たれた。「恋愛とおじさん付き合いは分けて考えてる」とピシャリ言われた。それも、おじさん付き合いと言っても、怪しい形ではない。

彼女はそのようにさわやかな印象の健康な女である。ピシャリと書いたが、平手で打つ如ききつさは全くない。それだけに残念だった。

このうえは、やせがまん、いや、もはや年配太りがまんだが、そうしてでも、引き下がり、彼女の前途のつつがなきを祈るのほかない。

彼女とは、ある形を通して二ヶ月にわたり、二度だけ会った。二度目でほれた。ほれながら、ふられていることを心得ていた。

だからあきらめるほかない。私も年かと思えた。前ならば、気も狂わぬばかりに、恋い焦がれるところだったはずだが、今度は燃え上がる心持ちにはならない。

らちもないことをつづった。万に一つ、私に恋愛相手ができるならば、やはり相手の年齢立場も、彼女とは全く異なるものとなろう。

さらば、愛しき女性ライダーよ!!

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