光陰矢の如し。

2003年9月16日
ごたいそうなタイトルの割には内容は無きに等しい。

ついこないだ、十五夜だなどと言っていたら、もう敬老の日を過ぎて、次は彼岸である。

敬老から彼岸とは、また手回しよく祝祭日を続けたものだと、縁起でもないことを考え、それでも我れながらうまいとこに気づいたと、自らをほめる。

まあ、年配になってからの歳月はまことに早い。コラムのお手本と仰ぐ、故・山本夏彦氏が「歳月は勝手に来て勝手に去る」と簡潔に語っていたが、名言である。

だから大事に生きようなぞという青臭いことは言わぬ。
成らば早くくたばれ、ただし両親が少しでも先にあの世に行くよう、うまく運んでくれなどとむしのいいことを言うが、本心だ。

両親なきあと、できれば頓死したいものだ。扶養家族なし。趣味への未練なし。
自殺はまだ恐い。やはり頓死がいい。

それまでしばし、浮世の義理でもないが、外では元気なふりもし、作り笑いもして生きねばならぬ。

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